8/03/2004

廣東道で鬼馬雙星

 昨晩、仕事の同僚たちとともにチムサアチョイへ。行き先は、廣東道にあるRED BOXというカラオケボックス。香港に来て初のカラオケだ。店自体は日本のそれとほぼ同じような感じだが、違うのは食べ物。ビュッフェ形式で食べ放題になっている(らしい)。続々と餌を運び込んでくる同僚たちを尻目に、ボックスの内部を観察する。モニターがでかい。というか、ちょっとしたミニシアターのスクリーンぐらいはある。そしてその左下には普通のテレビモニタが。中国語曲と英語曲に関しては歌本がなく、リモコンを使ってそのテレビ上で選曲するという寸法だ。「アーティストで選ぶ」といった意味のところを選択すると、顔写真付きのリストが現れ、アーティストを選択すると曲目リストが表示されるというしくみ。
 ひとしきり餌を喰らった後、いよいよめくるめく香港ポップスワールドがスタート。ビデオはほとんどが本人出演。しかも、何かボタンを押すとアーティスト本人のボーカルが聴ける…。しかし、みんななかなか上手だ。日本語の曲も器用に歌いこなしている。自分も負けじと、いい加減な広東語でサミュエル・ホイの曲をいくつか歌うが、もちろん全然ダメ。次回までに「鬼馬雙星」あたりを完璧に歌えるようにしておきたいところ。カタカナで覚えるか。

ということで、本日の1枚はこちら。


鬼馬双星
許冠傑(サミュエル・ホイ)
1974年
Mr. Boo!シリーズでおなじみ、ホイ3兄弟の末っ子サミュエルのセカンドアルバム。「Mr. Boo! ギャンブル大将」の主題歌「鬼馬雙星」や、レゲエ風のリズムに切ないメロがたまらない「制水歌」、彼にとって初の広東語曲「鐵塔凌雲」などを収録した名盤。ビートルズやトッド・ラングレンから影響を受けた、わかりやすいけどなかなかあなどれないメロディーライン。そして、それを若干はずしながら歌い上げる、ほんの少しハスキーな広東語の響き。この質感、小学生のころから大好物だったなぁ。ほんとにいいですよ、この人の曲。香港の歌手の中でも数少ない、本当に音楽を愛している人ですね。