9/22/2004

White Noise Records in 銅鑼湾

 1ヶ月ほど前に入社したUS/UKインディーロック狂に、いいレコード屋を教えてもらった。銅鑼湾(コーズウェイベイ)にあるというその White Noise Records は、60年代から現在までのアンダーグラウンドなロックやエレクトロニカ、ヒップホップ、前衛ジャズまで取り揃えた店らしい。先週の土曜日、仕事を終えた私はさっそく銅鑼湾に向かった。

 もらった住所の場所に行ってみると、そこは「なぜ俺を文化遺産に指定してくれないんだ」と言わんばかりの汚い雑居ビルだった。半裸で金属をギュィ~~ンと削っているオットコ前のおっさんの横を通り過ぎて狭い階段を上がると、正面の小さなドアの中からネオアコっぽい曲が流れてくる。

 中に入ると、意外なほどさっぱりとした店構えで、そんなに品数は多くない。とりあえず端の棚から漁ってみる。知らないバンドばっかりだ。しかもどれも面白そうではないか。その日の目当てだった Sun Ra が見つかったのでレジに持っていくと、店員の兄さんが「Sun Ra 好きかい。ほかにどんなの聴くの。」と聞いてきたので「何でも聴くけど、今は60年代とか70年代のものばっかり」と答えた。
店員の目が「クワッ」と開く。

 それから3時間、店のCDを大音量でかけまくりながら、あーでもないこーでもないと音楽談義に花を咲かせた。以下は店員 Wah さんにすすめられたブツの一部。どれも購入以来毎日聴いている。

"Trad, Gras och Stenar" (1969年) & "Djungens Lag" (1971年)
Trad, Gras och Stenar
スウェーデンのサイケデリック・バンド。名前の読み方すらわからん。つぶれたファズギターが、ヴェルヴェッツの2ndのようなアシッドなうねりに乗ってブビブビ鳴る中、スウェーデン語と英語で咆哮する。69年の方はたぶん 1st だと思うけど、いきなりカバーアルバム。ディランやストーンズを重~く暗~くサイケにアレンジ。"Djungens Lag"の方は、お花畑の可愛らしい絵をあしらったジャケットとは裏腹な、初っぱなのおどろおどろしいリフと気がふれたようなヴォーカルにやられ、即買い。

"The Inside Outside"
Jonny Trunk
不穏な空気をたっぷりと孕んだ鬱々としたトリップ・ホップ。レトロな音使いがたまらない。ミュートの効いたトランペットの音やピアノの不協和音、奇妙な声などがふんだんに盛り込まれていて、まだ実験的なことをやっていた80年代の坂本龍一を彷彿とさせる。

その他、フリージャズを数枚購入。5枚ほど取り置いてきたので、また次の土曜日に行く。いいとこ見つけた。


地味なサイト

2 Comments:

Anonymous 匿名 said...

mitz! 元気? makoto-san が blog を送ってくれたので、楽しく読んでます。得に「本日のメニュー」、笑わしてくれるね。今日はシアトルで誠一郎のライヴ見にいくけど、サイト見てやってね:
http://galileo.spaceports.com/~thejbs/
アマゾンのメールアドレス変わってないから、良ければメールちょうだい。(ジュリア)

3:27 午前  
Blogger mitz said...

おー、ジュリエッタよ!
長い間連絡なしでスマン。
誠一郎って、シアトルに帰ったんだ。やるね。

1:21 午後  

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