11/14/2004

本日の珍品

 ずいぶん前の話になるが、街のDVD屋でこんなものを見つけた。

 盲侠血滴子? つーことはアレかい、「座頭市 vs 空飛ぶギロチン」つーことかい?片腕ドラゴンことジミー・ウォング親分と対決した「座頭市 破れ! 唐人剣」なら知ってるが、こんなのにお目にかかるのは初めてだ。しかも香港映画?ジャケには確かに勝新が写ってて、名前も「勝新太郎」とはっきり書いてある。何はともあれ内股&小走りでレジへ向かうアタシ。さっそく家に帰って大陸製のプレイヤー(メーカー名:歩歩高)にディスクを叩き込み、はやる気持ちを抑えつつ本編再生。

 座頭市がビルの谷間みたいなところを歩いている。何だかVHSからまんま落としたみたいなひどい画質だ。まったく、初っ端からワクワクさせてくれやがる。そしてタイトルがバコーンと表示されたあと、何の心の準備も出来ていないまま鼻っ面にお見舞いされた衝撃映像にアタシは己の目を疑った

 ディスクを再生してからムダ金を使ってしまったことに気付かされるまで、わずか45秒。なんだよこりゃあ・・・。なんでそこだけ日本語なのよ。しかも気持ち悪いフォントだし・・・。しばし呆然としたものの、徐々に心が躍ってくるのを禁じえなくなったアタシは、とりあえず32倍速のフルスロットルでざっと見てみた。

 しかしこの人、かなり似てる。居合い切りをはじめとした殺陣の数々もなかなかがんばっていて、かなり本家を研究されたご様子。でもちょっと角度が変わるとあまり似てない。それなりのストーリーはありそうだったが、特に興味なし。

 調べてみたところ、どうやら彼は酒巻輝男という日本人俳優なんだそうだ。「好色坊主 四十八手斬り」(68年)なんていうピンク映画でもニセ座頭市を演じて、大映からクレームをくらったことがあるらしい。ほかに「喜劇 急行列車」(67年)という作品に"変わった乗客 A"という役で出演している。

1 Comments:

Anonymous 匿名 said...

「ソックリショー」を「ソックリデショー」ってよみまつがえたよ。。。byすじQ

12:56 午後  

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